最初の宿泊地はマンハイム.なぜフランクフルトじゃなくてマンハイムかというと,フランクフルトは宿賃が高いから.マンハイムは,はっきり言ってあんまり面白い都市ではないが,便利さはピカイチだ.ICEがホームの両面で相互乗り換えさせるのもマンハイムだ.まぁ,関西風にいうと尼崎駅みたいなもんだな.
さて,そのマンハイムから次の訪問地であるザールブリュッケンへの移動.「RE」つまりJRなら快速か新快速相当の列車なので,DBの例の赤い電車が来るのかと思いきや,見慣れない電車が来た.ん? 私鉄? ドイツは最近,DBの線路を借りた私鉄が多い.
いやいや,ちゃんと「DB」と書いてある.見慣れない形の電車だが,どうやらスイス製の模様.欧州の電車はSIMENSかALSTOMかBombardierばかりかと思っていたが,こういうメーカーもあるようだ.
電車の形を頼りにメーカーサイトで製品概要を見てみるとなかなか面白い.標準軌で160km/h運転対応というのは,まぁこのご時世の欧州では当たり前の仕様かな.
気になるのはそこではなくて「Trainsets of between two and six carriages are possible in standard and broad gauge, with an electric drive, diesel drive and even in a bimodal design. 」という一文.
電気運転だけでなく,ディーゼル運転もできるし,両対応もできるとある.へぇぇ.
日本でも蓄電池技術の電車や,ハイブリッド内燃車が導入されつつあるが,まだ電気内燃両対応車はJR東の高級クルーズトレインくらいだったかな.
200km/h運転タイプもある模様.2階建てタイプもある模様.日本のメーカーは大丈夫か?