さてさて,歯抜けの商店街を歩いていると,妙にお金のかかってそうな施設を発見.
ん? 中に入れるようだ.西市民プラザと書いてある.何かの横断幕がかかっているぞ.
あぁぁあ,新幹線誘致の横断幕だ.N700じゃなくて,E7系/W7系電車なのね.
別の近くの公共施設にもこういう垂れ幕が.
「北陸」新幹線でなきゃダメなのかしら?
さてさて,街歩きをしてみよう.まずは西舞鶴の商店街.アーケードつきで…
お昼前からは歩行者天国である.が,無視して走り去るクルマも多い.
シャッターを閉めている店が多いが,営業している店もそれなりにある.まだまだ機能はしているようである.
下の写真,よく見ると右側の建物がアーケードの屋根を無視して建てられている.1回が駐車場になったピロティー形式だ.
こっちはアーケード街に面する駐車場つきの民家.
あちゃぁ,割とまとまった土地が完全に駐車場と化している.宮崎駅付近ほどでもないが,かなり蝕まれている.
こっちも.
こっちは,両側とも.
駅から遠い方の入り口.
モータリゼーション+地方部の人口流出のWパンチか?
比較的最近になって電化した区間に,古いトンネルがあるとこんな感じになっていることが多い.
以前,予讃線のトンネルを紹介したことがあるが上の写真の舞鶴線のトンネルも同じような感じだ.
高度成長期頃までに輸送力増強の一環として電化するような場合には,狭小トンネルは掘削し直すなどの対応がとられることが多かったが,近年の電化では線路の下の地面を掘って高さを稼ぎ,上部の電線についても高さがギリギリになるのでパンタグラフの押し上げの力が強くてそれに対応できるようにトンネルの部分だけ別の電線が添えられている.
上の写真もよく見ると,本来の給電用の架線の左右にパンタグラフの押し上げ対応の電線が添えられている.
まぁ,一応は電化という所期の目的を達成しているが,かつてはそれに合わせて行われることの多かったインフラそのものの更新が行われなくなってしまったわけであり,この先,いつまで使えるのかといった点が少々心配ではある.
もっと鉄道のインフラ投資しようよ.
#今日は「架線」の話でした.
単線区間では,線路が1本しか無いというだけで無く,場所によっては保安装置が簡易なこともある.
理想は複線区間と同じような装置で,進行方向と逆方向用の信号機はすべて赤,進行方向の信号機は複線の片側と同様の働きをする,というものであり,実際にこういった区間はある.
簡易なシステムはいくつかある.例えば下の例では信号機が2つ写っており,あぁ,赤信号の1つ手前の信号だから黄色なのか,と考えてしまうが,本当の信号機は奧の赤信号だけで,手前の信号は奧の赤信号に単純に連動しているだけである.
つまり,もしも黄色信号の横を電車が通りかかってもこの黄色信号は変化せず,黄色のまま.あくまで信号は奧の赤信号だけである.
列車がいるかどうかは,通常はレールに電流を流しておいて,車輪が左右のレールを短絡することで電気が流れて列車を感知するが,この写真のような区間では駅の付近に短い検知区間があるだけで,あとは列車の存在を直接検知できない.
駅を出発したことを検知したら,その先の区間には列車があるはず.次の駅に到着したことを検知したら,その手前の区間の列車はいなくなったはず.というものである.
列車の発着だけなら,赤外線のリモコンのようなものでも良かろう,ということで,実際にそういったさらに簡易な列車検知システムも存在する.
最近はそういう例は無いが,走行途中に列車が分離してしまって,しかも先頭の機関車がそれを知らずに次の駅まで走ってしまい,さらに,それを知らずに反対向きの列車が走るなどということがあると衝突事故になる.
あるいは区間の途中で予期せぬ列車が入ってくると,列車の存在を知らずに反対向きの列車が走ってしまい,衝突になる,というのもある.信楽高原鉄道の事故は,これに近いものだったっけ.
電車の上の電線の話だったと思ったでしょ?
残念でした.別の話.
日本のバスや路面電車に乗ると,運転席の横に必ずあるのがこの装置.まるで要塞である.
この運賃箱のメーカー,日本には2社しか無いらしく,機器の値段が高い原因になっているとか.
ICカードシステムも少数の会社に占められており,導入コストが高いらしい.
「架線」ではなくて「寡占」のお話.
今のところ専用システムでないと使い物にならないが,汎用電子マネーによる決済方法が,いずれこういった交通系システムにも導入されるようになるかもしれない.
「かせん」にあぐらをかいていると,ある日突然,一気に市場を失うことになるかもしれませんよ > 日本のガラパゴス交通系機器会社のみなさま
京都駅から北西方向というと山陰本線.かつては保津川沿いの線路を走り,その後も単線の線路をゴトゴトと走っていたが,今やそんなことをしていてはこいつに負ける.
園部まで複線化,京都府下は全線電化したものの,高速道路と特急の所要時間はほとんど同じ.家族連れなら安さの面で自動車の勝ちか?
電車も新車になって,昔に比べると早く着くようになったが,状況は厳しそう.
道路はどんどんできるのに,鉄道の高速化はなかなか進まないのは,財源制度,整備制度の違いが原因.資金潤沢な会社がある一方で,ヒーヒー言ってる会社があるのも,制度設計の問題.内部補助けしからんという話はよくあるが,世の中,内部補助で保っている面は多い.
高速鉄道整備,欧州ではかなり進んでるのにね.
かつて「あさしお」に乗った時には,夕方京都駅を出発して,山陰本線をゴトゴトと西へ西へと向かい,真っ暗になってから鳥取駅へと着いたかなぁ.所要時間は鳥取まで約4時間.もう,大概着いてくれと思う頃に到着.
今は,経路が変わって山陽本線と智頭急行経由で約3時間.大阪なら約2時間半.ビールとつまみでいい気分になった頃に到着.早くなったものである.もっとお急ぎの方は姫路で新幹線乗り換え.
所要時間では「山陽+智頭<山陰」だな.
…だが,都市間の連絡の機能は向上したものの,山陰線沿いの小駅は通らなくなってしまった.
小さな町々を結んでゆく機能も「山陽+智頭<山陰」だな.
(不等号の左右の社会的な重みがちょっと変わってしまうけど)