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夜の東京駅

普段は地下鉄ばかりで,なかなか歩くことが少ない東京.訪問先も中央線の新宿〜お茶の水あたりが多く,丸の内や大手町といったあたりはご無沙汰である.久しぶりに歩いたら,ビルの建て替えが進み,すっかり真新しい町並みになっている.

IMG_8415そして,東京駅.ここだけ大正時代のままである.

クルマ一台で台無し

あまり話題にならないが,観光地でいつも感じることがある.

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風情があっても,わずか1台の車がやってくるだけで,非日常的な風景が日常に戻され,せっかくの観光気分が台無しになることが多い.

町並みに気を遣うなら,クルマの取り回しにも気をつけた方が良い.

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パノラマグリーン車ってビジネス向きじゃないよね

在来線特急には,時々「パノラマグリーン車」なるものが連結されている場合がある.こういうやつ.
DSCN3625・・・写真が古いってか?
けども,このグリーン車に乗ろうとすると,ホームの端までいって待たないといけないため,乗降に余分な時間がかかってしまう.端っこなので,車両を通り抜ける余計な客がいなくて静かではあるのだが,急いでいるビジネスマンにとってはあまりありがたくないロケーションである.
グリーン車でベストな位置に連結されているのは東海道新幹線である.通り抜ける客が多めではあるが,編成中の車両の位置とホームの階段の位置がほぼぴったりで,乗降時の余計な歩行が少ない.
東海道山陽新幹線で,乗り継ぎまでの時間が少なくて急いでいる場合,普通車乗車時には到着前のグリーン車の隣の車両まで移動しておくと階段が近くて便利である.これ,豆な.
#「パノラマ」でなくても,端っこに連結されているグリーン車は多い.グリーン車にはエグゼクティブなビジネスマンは居ないということか? 暇な人だけ?

手宮線LRT?

小樽市内には手宮線という貨物線が,かつてはあった.LRT化しようという話があったが,その後はさっぱり話を聞かない.海外には観光専用LRTというのもあるので,観光専用手宮線LRTというのもあったもいい気がするが,日本ではカネのハードルは高いようである.
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小樽築港から線路は始まり・・・
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廃線跡をたどって行くと・・・
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所々は観光遊歩道となっている.
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かつての踏切跡も残っており・・・
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ここも遊歩道化.
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中心街付近を過ぎると再び廃線跡然とし・・・
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終点は,鉄道の博物館.なので,観光ルート化はしやすそう.
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維新号

土佐電気鉄道の維新号.ほんとうの年代物電車では無くて「復刻版」らしいが,年代物感たっぷりである.
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内装はこんな感じ.
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今はあんまり走ってないらしいのが,ちょっと残念なところ.
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高知の鉄道は,土讃線よりも土佐電鉄の方が古い.四国の鉄道は徳島を除き,そういう傾向にある.鉄道という交通の導入そのものはさほど遅くは無かったが,都市間連絡鉄道の導入が遅かったということである.当時は都市間連絡には船も使えたが,今は船ではなくて高速道路ということだろうか.しかし,高速道路は「高速」とは名ばかりで,せいぜい100km/hの乗り物である.ほんとうの高速都市間交通の到来はいつだろうか.

汽笛一声高知駅

汽笛一声高知駅.ただし,高架になる前の駅で,今から10年以上前の写真.C56はこの日だけ「高知機関区」所属.
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客車がディーゼルカー代用なのはご愛敬.エアコン付きの車両がこれしか無かったらしい.
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展望車付き.
DSCN0017高知駅に汽車が開通したのは新橋-横浜間に遅れること50年あまり.大正時代に入ってからである.今年で高知駅90周年のようだ.
翻って,今年東海道新幹線開業50周年.だが,高知どころか,まだ四国には高速鉄道の槌音は聞こえてこない.

ほぼ観光専用路面電車

LRTというと,環境にやさしいとか,お年寄りの乗り降りがしやすいとか,市街地活性化に寄与するとか,都市計画的視点が取り上げられることが多いが,中には明らかに遊園地の乗り物的目的を持って運行されている路線もある.
写真は,米国シアトルの「ほぼ観光専用」の路面電車である.高床式ホームなので一応バリアフリー配慮だが,どう見ても最新式とは言い難い.
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路面電車の割には軌道がごついが,米国なので超重量級貨物列車が通れるような軌道構造をそのまま採用しているように見える.臨港貨物線の転用かもしれない.Seattle0325-100
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日本でも貨物線跡が残っているような観光地で,都市計画的効果を期待せずに,遊園地の乗り物的に整備をしてしまうという手もないではないと思うが,ま,なかなか難しいかな.(例えば小樽とか)Seattle0325-125

山ん中の列車に米国ご家族一行様が乗っているワケ

世間の小中学生等をもっているご家庭では,夏休み突入である.
名古屋から電車に乗って終点亀山まで行くと,こういう列車が待っている.折り返し京都府下の加茂行きになる1両のディーゼルカー.ほぼレールの上を走るバスである.
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ゴトゴトと山の中の渓谷沿いや小さな盆地を走ってゆくが,何故かローカル線に似つかわしくないご家族ご一行様が乗っている.持ち物の雰囲気から米国人で,小学生くらいの子どもが二人.子どもの手に持たれている本の表紙をよく見ると「Ninja …」.
なーるほど,忍者に会いに来たワケね.案の定,伊賀上野でご降車.Have a nice holiday!

CANADIAN RAIL(SL保存鉄道編)

保存鉄道というと英国が有名であるが,カナダにも保存鉄道がある.オンタリオ州にあるSL鉄道はこんな感じ.場所はこの辺.日本からだと,レンタカーが無いと行くのは厳しい.

二軸駆動のB型テンダーという日本ではあまり見かけないスタイルのSLが引っ張っており,5-6kmほどの線路を行ったり来たりしている.

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規制が厳しくて出来ないんだと思うが,日本て,こういう保存鉄道無いよね.