あんまり大きな話題になっていないが,ちょっと前にこういう新聞記事があった.
- …世界40か所で観測している大気中の二酸化炭素(CO2)濃度の平均が今年3月、400.83ppm(10000ppmが0.1%)となり、1980年の観測開始以降初めて400ppmを超えたと発表した。 情報源: CO2、初の400ppm超え…化石燃料原因か : 環境 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
CO2の大きな発生源としては火山等も考えられるが,そういう一過性のものではなくて,年々増加傾向にあるらしい.
- 二酸化炭素濃度の経年変化 情報源: 気象庁 | 二酸化炭素濃度の経年変化
京都議定書締結が1997年で,それ以降増加が緩やかになったかというと,全くそういう気配はない.日本の排出量については,省エネが推進されているはずなのに,総量も1人あたり排出量もさっぱり減っていないように見える.
- 全国地球温暖化防止活動推進センター(JCCCA) 情報源: 4-3 日本の二酸化炭素排出量の推移 (1990-2013年度) – JCCCA 全国地球温暖化防止活動推進センター
ここ数年の二酸化炭素排出量の増加は原子力発電所の稼働問題のせいにされている気配があるが,そうではない根源的な排出量増加の社会構造が存在しているのではないだろうか.
このままでいいのか,クルマ社会.マズいぞ,クルマ社会.生ぬるかったチームマイナス6%ですらどこに行ったんだ?