いつ見ても難易度MAXな駅

おなじみ名鉄名古屋駅.

大都市中心部の民鉄駅なのに,2線しかなく,ホームはいつも客だらけ.

自分の乗りたい電車の行き先を確認して,それに合わせてホーム上の並ぶ位置の表示と向かい側上部の電光掲示を確認して並ぶ.

電光掲示の種類は9種類あるようだ.東海地方在住ではない人にはなじみのない地名が多いと思う.ホーム上の並ぶ位置はJRならせいぜい3扉車と4扉車の位置の2種類くらいだろうが,ここは難易度MAXなので,平均1.5mくらいの差で位置を違えており,一見さんお断りに近い難易度MAXレベルの駅である.

なお,並ぶ位置が正しくとも,同じ方向の種別の異なる電車が来ることもあるので,何となく電車に乗り込んでしまうとエラいことになる.それから,途中で後部切り離し,ということもあるので,正しい電車に乗っても途中の切り離し駅で慌てることもある.

やはり難易度MAXレベルである.

#構内アナウンスで「次の急行は前後にも停車します」と言われて意味のわかるのはナゴヤンだけである.

ボーフーウー

ブタさんの着ぐるみ劇の話ではない.

本日は本来なら「オープンキャンパス」という,一般企業風に言うなら展示会とか説明会に相当するイベントだったわけだが,暴風雨なので中止である.

正確に言うと,台風が直撃しそうなので,そしてまた電車が計画運休することになったので中止を決めたわけで,午前中の段階ではまだ大したことは無い.

ところで,大阪湾に入ってくる台風の特徴として,暴風雨になる直前までお天道様が顔を出すことすらあるくらい穏やかで,大阪湾に入るや否や天候が急変してボーフーウーになるようだ.

台風21号(9月4日)の場合も台風がまさにやってきたのは午後3時〜4時頃であったが,午前中は比較的穏やかであった.(穏やかだったので,例の関空ブリッジにアタックしてしまったタンカーも油断してたんだろうと思う.)

昭和9年の室戸台風も確か直前まで穏やかな天候であったため,大阪や京都で登校してしまった小学生が多数被災してしまっている.

その時代に比べると,あらかじめ何時頃にボーフーウーになるかわかっているというのは大変幸せなのかもしれない.あらかじめ電車を止めてしまえば,不承不承であっても半強制的に自宅待機せざるを得なくなるので,外出するより格段に安全だ.

まだ台風24号さんはいらしてないが,台風21号の時のように風の息に合わせてマンションがゆっくりと揺れたり,床に倒されているコンクリートブロックの付いた物干し台が風でベランダを移動したり,(紐で手すりに縛ってあるが)人の背丈ほどの木の植わったプランターが空中浮遊しようとしたり…ということが今回も見られるんだろうか.


午後3時.現段階ではまだマンション上層階でもそよ風レベル.外出するわけにも行かないので,過去の伊勢湾台風のことを検索してたら,こういう動画を発見.

https://www.youtube.com/watch?v=8zH0UVVZzX4

(著作権的に大丈夫かという感じがしないでもないが)当時の大工事すげぇ…


午後9時.最接近のはずだが,地形の関係で風は大したことない(紀伊山地は偉大ナリ).気圧はぐんぐん下がって,そろそろ最低気圧かな.

完全ICカード化

マドリードの地下鉄に久しぶりに乗ろうとしたんだが…券売機のメニューに「切符」が無い.

このICカードを買って,乗りたい回数分の料金をチャージするような方法しかないようだ.完全ICカード化である.

日本風にいえば,ICOCAやSUICAしか使えなくなった状態,と言えばわかりやすいか.もちろん,カードのデポジット料も取られる.日本よりは安いけど.

旅行者用の一日券も存在するようだが,どうやらそっちもICカードである.日本円換算1000円程度.

複数回乗るならICカードでもいいのだが,今回は地下鉄に1度だけ乗りたいだけなんだがなぁ…日本円換算200円弱の乗車のために,デポジット料250円.うううん.

「並行在来線のさらに枝線」でも線路改良

トラムの線路ができあがったものの,まだ使用開始できていないスペイン南部のハエン.鉄道ネットワーク的には,マドリードとセビリアを結ぶ幹線から枝分かれするような位置にある.そして,マドリードとセビリアを結ぶ幹線には,現在はAVE,つまり高速新線が整備されている.

つまり,ハエンは「並行在来線の枝線」の先っぽにあるわけだ.

さて,このハエンからマドリードに向かうには,「並行在来線」を走る急行列車に乗るか,コルドバまで行ってAVEに乗るかなんだが,乗換を含めての所要時間はどちらもほぼ同じ.4時間弱かかる.

ハエン駅発マドリード行き.マドリードのターミナル駅はアトーチャ駅のことが多いが,この列車は広軌の在来幹線を走るので,近郊列車駅のアトーチャ・セルカニアス駅に達し,そのまま近郊線の地下線を通ってチャマルティン駅まで行く.

朝8時半にゴトゴトごとと出発.

オリーブ畑になっている丘陵地帯を,ほぼ等高線に沿って単線の線路が敷かれており,線形ははっきり言って悪い.

…が,何やら工事をしている.

架線柱が建っているので,線路だな.どうやら線形改良工事をしている模様.

…そして現在線と合流.

スペインでは高速新線の工事が日本の新幹線の約3倍のペースで進んでいるが,それだけにとどまらず,「並行在来線のさらに枝線」でも線路改良をしている.

…で,日本の在来線はと言うと,朽ちて廃れるのを待っているのかな?

 

大阪北部地震…電車が近隣の交通を遮断

webサイトが不調だった期間中の出来事のお話.6/18の大阪北部地震時の見たまま.

朝8時前に地震が起こって,震源は高槻で枚方市内も震度6弱だったわけだが,当然ながら我が家も盛大に揺れた.山寄りなので,地盤的にはやや震度が小さめになるはずだが,マンションの上層階なので揺れは元々よく拾う.やはり震度6弱くらいはあったと思う.

家具類は転倒防止してあったので,対策を忘れていたテレビ以外は倒れることもなかったが,宅内のあらゆる物品が15度ほど回転していたことが印象的だった.同じマンション内では家具類が倒れたお宅も少なくなかったようだ.

さて,駅近マンションで大きな地震に遭った場合,その後どうなったかだが…

近隣を走行中の電車はその場で停止.

このまま電車は午後11時過ぎまで動くことはなかった.

電車が止まって2時間半ほどして,線路沿いの道をゾロゾロと人が列を為して歩いてきたので,乗客が電車から降ろされたようだ.こんな中途半端な駅で降ろされても途方に暮れたことだろう.この日は午後も道路際を歩く通勤通学客風の人が多かった.

電車が止まったままなので…

踏切も鳴りっぱなし.閉まりっぱなし.我が家の西側は線路で封鎖されてしまった.東側には国道のバイパスと高速道路があるが,高速道路は閉鎖,国道は大渋滞.事実上幽閉されてしまった.駅が近くて交通が便利な場所だが,こういうときは両刃の剣と言うことか.

大阪市内まで行ってしまった息子を午後になって回収.ただし大阪市内まで車で突っ込んで迎えに行くとひどいことになるので,かろうじて動いていた近鉄線で奈良を回って京都府下の駅まで移動するように電話で指示し,府道を使ってその駅まで車で迎えに行った.

阪神淡路大震災時には,京都市内で震度5を体験.ゆらゆらと大きく揺れ続ける状況は冷静に対応できる限界だと思った.今回の震度6はほぼ震源域の上ということもあり,大きなゆらゆらとした揺れプラス小刻みな揺れで,結局なかなか立ち上がれなかった.5と6の間には明確な差があると思った.

屋根が壊れた家が多かったようで,1ヶ月経過してもブルーシートが見られた.

朽ちゆく新設LRT…の使い方

ハエンの朽ちゆく新設LRT用線路.市民はたくましい.

大通りから横道に曲がるために対向車待ち?

いえいえ.よく見ると運転席には誰も乗ってない.こんなもったいない空間を放置する手はない.そうだ,「有効活用」しよう!

どうせ電車も来ないし,丁度いい空間かも.

渋滞しているわけではありません.

 

朽ちゆく新設LRT

スペイン南部のハエンという都市.市内中心部には新設LRT用線路がある.

ところが,どうも使われている様子がない.

レールも錆び放題.

人工芝もめくれ上がり…

券売機はゴミ箱と化している…

州政府が主導で整備したものの,市に運営能力が無いようで,設備が完成したものの使われないままの模様.

現在は2025年を目標に運営開始したい模様.

エスタシオン

駅というと,日本では通常は鉄道駅を指すことが多いが,鉄道の便がイマイチのスペイン,特に都市間バス依存の強い都市では,タクシーに乗る際に「駅(エスタシオン)まで」と言うと,鉄道駅に行きたいのにバスターミナル(エスタシオン・ド・オートバス)に連れて行かれかねないので,要注意.

30番線くらいまであるグラナダ(人口24万人)の「バス駅」と…

20番線くらいまであるハエン(人口11万人)の「バス駅」.

関空連絡橋-取り替え中

ターミナル1も旅客面ではほぼ復旧し,どこに降ろされるかわからなかった帰国便も関西空港に戻ってきた.機内は空いており,3列席をフルに使って横になって寝ている人多数という状況.座席管理の徹底している昨今では珍しい状況.先々週の欠航や先週の中部空港への代替発着等で旅行自体を見合わせた人多数ということか.

そんでまぁ,電車で帰宅するわけだが…

…例の連絡橋の破損部分である.2径間分撤去されてますね.鉄道橋部分も南側は破損している部分があって,応急復旧状態だな.

撤去した部分の橋梁は,どこかの工場で同じものを急遽製造中なんだろうか.同じものを作れば,元通りに戻せるのね.撤去された橋梁2つのうち,1つは海南市にあるらしいが,実家最寄りの橋梁工場かな.

国際線の伊丹・神戸発着はpendingの模様

スペインからの帰国はどこの空港着になるか不明であったが,どうやら元々の予定通り関西空港着の模様である.

一時期,伊丹空港や神戸空港で数十便ずつ発着を受け持つ案が出ていたようだが,これも無しということになりそうだ.

ところで,国際線を伊丹空港や神戸空港で受け持つ件に関して,大阪府知事がリダンダンシーの重要性を説いていた模様だが,まぁ,確かにそういう意見はあると思う…が,そういえば,かつて「伊丹空港なんぞ廃止してしまえ!」と言っていた人がいたと思うんだが,そのへんの政策の整合性はどうなってるんだろう.

…と思う今日この頃.

うどん食いたい.