福知山線の柏原駅.「かしわばら」ではなく「かしはら」でもなく,「かいばら」
駅舎は花博会場からの移設であり,ちょっと凝ったデザインである.今回の話題は,駅舎ではなくて,ホーム.
昔は結構ホームの上屋の骨組みとか,ホームそのものの脚とか,架線柱とか,いろんなところで古レールが使われていた.うろ覚えだが,レールの中古取引が昔はできなかったかららしい.中古取引ができてしまうと,勝手にレールを線路から外して売り払う輩が出てくるからだとか.今はそうではないとかなんとか.
よく見ると,レールなので刻印がしてある.これは「CARNEGIE 1906」と書いてあるようだ.カーネギーというと,鉄鋼王で有名なカーネギーか? 今はUSスチールだね.
他にもいくつかのメーカーっぽいのがあるが,ペンキが厚塗りされていて読み取れない.
こっちは「CARNEGIE 1897」とある.柏原駅開業が1899年のようなので,開業当時に使われていたレールを再利用したホーム屋根ということかな.ちょっとした歴史的建造物だな.