最近は航空機内でのスマホ利用も認められるようになってきており,こういう情報も見られる.
飛行機の航路って結構遠回りなのね(まぁ,わかってはいたが).
これは北海道から伊丹空港への路線だが,関空着の場合だと瀬戸大橋や明石海峡大橋が眼下に見えることもある.
運行速度が高いと多少の遠回りも許されるということかな.
以前「線路が燃えている」という話をしたが,分岐器の凍結防止のためのカンテラの様子の話であった.
このカンテラ,人力で設置しなければならないので面倒であり,「この程度の雪は大丈夫だろう…」と思い込んで盛大に輸送上の事故を引き起こしたこともある(一昨年冬).
さて,上記リンク先のカンテラ設置箇所であるが,昨年末時点でとある変化があった.
これで人力の面倒さを厭うことなく,スイッチひとつで凍結防止が可能になった模様.
あとは電気代をケチらないかどうかと,適切な知識を持った輸送指令員がいるかどうかだね.
JR北海道の特急の利用が減っているらしい.
自由席を廃止して「座席未指定券」を発行する方式に変えたらしいが…
ドイツのICやICEはこの方式で,指定席券を持っていなければ着席自由.ただし指定券を持っている人が来たらその人が優先(*)
(*) 席の窓の上部に小さなディスプレイが付いており,予約の入っている区間が表示されているので,「どけ」と言われるのを回避することは可能.
自由席とほぼ同じといえばほぼ同じだが,自由席は一旦席を確保しさえすれば降車するまで席を死守できるが,座席未指定券は指定席券保持者には必ず負けるので,常にビクビクして乗っていなければならない.特に長距離乗る列車では致命的かも.
じゃぁ,最初から指定席券買えよという話になるが,北海道のように駅がまばらだったりすると切符買うのも一苦労かも.
じゃぁ,ネット予約しろよという話になるが,JRが思っているほどJRのネット予約は便利ではないということかも.最終的に駅でチケットに引き換える点がネックかも.特にみどりの窓口殲滅作戦実行中のJRでは超ネックかも.
なお,ドイツのICやICEでは,数年前(いや,10年くらい前?)の時点でスマホの画面を見せるだけでチケット代わりになるシステムが入っていたと思う.
ヤバいと思ったらすぐにもとに戻すのが吉.
北海道新幹線を函館駅に乗り入れるという構想があるが,様々な否定的見解が出ているようだ.
その中に,フルサイズの新幹線電車を函館駅に乗り入れるためには,線路が道路などの下をくぐる際にヘッドクリアランスが足りないという話があるらしい.在来線の架線高さは最低4.4mであるのに対し,新幹線は4.8mなので,40cmほど足りない可能性がある.
…ところが,そういう問題を解決する案はある.
電化する際,狭小トンネル部分の架線を剛体架線にしてヘッドクリアランスを確保するというものである.同様の対策は近鉄でも見られる.
交流電化の場合は,電線と構造物を一定程度離す必要があるが,仙山線は交流電化であるので,その点も実績的に一応クリアされている.心配なら,函館本線の場合は跨線橋をくぐる部分だけでトンネルよりははるかに区間が短いので,当該部分だけ無電区間にするという手が無いでもない.
これでも足りなければ,盤下げすればよろし.
#「Youtuber」は,できない理由を並べ立てて注目を浴びるのが仕事のようである.
渋滞緩和策として「パーク&ライド」という政策がある.自家用車を駐車場に停めて,都心へは公共交通機関で向かうというのが基本である.
間もなくGWだが,天橋立には「パーク&クルーズ」というのがある.
京都府北部の宮津市内の天橋立は有名観光地だが,ここの小さな駐車場を目指して観光シーズンには自家用車が殺到して駐車場待ちの長蛇の渋滞列が出来上がる.イライラするだけでなく,貴重な時間が無駄に失われてゆくわけだが,その解消策が「パーク&クルーズ」.
天橋立の手前の宮津市街の港付近にあるMippleというショッピングセンターと宮津観光港が隣接しており,観光船(有料)で天橋立に行くのならショッピングセンターの駐車場がタダというものである.
旋回橋を通過して…
渋滞とは無縁で,天橋立着.
今年の実施予定は不明.今年もするようである.
毎年春先,新入生を連れ,国土交通省の近畿技術事務所というところに見学させてもらっている.学生は毎年新規なので,初めての体験をできるわけだが,引率は毎年同じなので,もう何度も同じ施設を見ている.
さて,そんな中,新たな発見があった.バリアフリー関係の体験(実験)施設がリニューアルされ,こういう設備が導入されていたのである.
交通バリアフリーでは駅構内及び周辺の段差解消を目指して各種整備が進められてきたが,2つの課題を残してきている.
一つは,ホームと車両との間の段差と隙間.これについては櫛歯のゴムを設置したり,高さを揃えたりと言った試みが続けられている.
もう一つは駅周辺の移動円滑化経路(特定経路)に踏切が含まれている場合があること.残念ながらこちらの方は抜本的な対策は無く,理想的には高架化事業で解消であるが,事業費が事業費なため,バリアフリーのためだけに高架事業を立ち上げるという例はあまりないようである.
とはいえ,国の施設に踏切が登場したことは,とにかく公式に認識されたということでもあり,一歩前進ではある.
さて,京都から福井まで往復した際の話(3/18)である.御存知の通り,北陸新幹線は敦賀駅で乗り換えである.
往路はあいにく,春の嵐でサンダーバード号が湖西線の途上で足止めになった.高島のあたりだろうか.30分ほど動かない.どうやら後続のサンダバは米原まわりに変更になったようである.
敦賀駅には定時よりも1時間は遅れてはいないが40分程度は遅れて到着.到着前には「予定の新幹線は接続しません」「特急券は払い戻しになります」とのこと.
敦賀着.
北陸新幹線のホームに急がされるが,案の定,中間改札で詰まる.外国人観光客がどうしていいのか戸惑っている模様.
本来の接続相手ではない新幹線がホームで待っている.案内放送では「空いている席か自由席に座れ」とのこと.
とりあえず席について,出発.車内放送でも「特急券は払い戻しになります」「詳しくは駅の出口改札で」とのこと.はて? 特急券の払い戻しって2時間以上遅れないとならないんだったと思うけど,1時間未満でも払い戻しなの??
10分ちょいで福井駅に到着.出口の改札で駅員に特急券を見せて,これは払い戻し対象になるのか聞いたら,特急券に「急?乗承(福井)」なる判子を押されて,みどりの窓口に並べとのこと.
うーん.
退散.
確か降りた駅でなくても払い戻しはできるはず…
聞いた話では,この件とは別に事故でサンダーバードの特急券払い戻しになった際には,1列車分で200万円ほどの払い戻しになったとのこと.うーん,儲からないねぇ.
帰路もなんだか遅れている.10分ほどの遅れだったので,接続先のサンダーバードを待たせておいてから出発.
まぁ,遅れても着けたから良かったんだけどね.十数年前には風雨で福井で足止めされて帰りが翌日になったこともある.
さて,後日談である.
特急券払い戻しを通勤途上の四条畷駅で試みた.そもそも特急の走っていない学研都市線なので,特急券の払い戻し経験が少なかった模様.窓口駅員がどうしていいのか右往左往.奥に行ってしまって誰かと相談.戻ってきて「半額払い戻しになります」と言って電卓叩いて半額現金でくれた.
さらに半月後,JR提携のカード会社から要領を得ないお手紙.四条畷駅より京都‐福井の乗車券の精算方法について相談したいとのこと,らしい.
とにかく駅の窓口に行くと,「半額払い戻しじゃなくて全額払い戻しでした」とのことで,残額さらに返金.(なぜ全額返金なのか聞かなかったので,1時間未満でも払い戻しの理由は未だ不明.)
乗り継ぎ,面倒だね.